会社概要

弊社名CRYSTALの由来について

2009年頃、仕事仲間とネパールとブータン王国へ旅をした時のことです。
ネパール→ ブータン王国→ ネパールのながれで移動をしました。
ブータン王国で、川に沿って通る未舗装の道をガイド付きの車で移動中、ガイドさんに尋ねました。
「横を流れる川の水は、どこから流れてくるのですか?」
ガイドさんは、
「この水は雪解け水で、あのヒマラヤ山脈から流れてきます。」
すぐ近くにあるように見える、そびえたつヒマラヤ山脈の山々を指さしました。
私は、その川の水に触れてみたくなり、車を止めてもらいました。
止まるとすぐに車から降りて、流れる水のところへ向かいました。
すかさず両手を川の水につけてみると、その水はなんと、10秒ほどで肩までジンジンと痛むほどの冷たさでした。
ヒマラヤ山脈の雄大さを体感できた貴重な瞬間でした。

その後、再びネパールへ。
首都カトマンズの街を探索中、とある宝石店を見つけました。
午後2時か3時頃だったのですが、お店に入ってみようと近寄ってみると、玄関に
“食事に出かけています”のボードがぶら下がっていたので、その時は諦めて街の探索を続けました。
2時間ほど経った頃、たまたま先ほどのお店の前を通りました。
外から見てみると、ボードが外されており、お店の主人が戻っていました。
中に入ってみると、店の主人は、大きな黒いリュックを背負った男性と話していました。
店内はさほど広くなく、いくつもの、さまざまな大きさの水晶が棚に並べられていました。
私が主人に水晶のことを尋ねると、
「これらは、ヒマラヤ山脈で採れた水晶です。」
「ヒマラヤ山脈で水晶が採れるのですか?」
店の主人が大きな黒いリュックを背負った男性を指して、
「この人が、ヒマラヤ山脈で水晶を採る堀り子です。」
「そして今、ヒマラヤ山脈で採ったばかりの水晶を売りに来ているところです。」
私はヒマラヤ山脈で採ってきたばかりの水晶が気になり、見せてもらうと、
新聞紙に包まれ土にまみれた水晶の原石の塊がリュックいっぱいに入っていました。
それらの中から、大きめの水晶が入っている塊を二つ買い、日本に持ち帰りました。

この時の、
ヒマラヤ山脈の雪解け水に触れ、ヒマラヤ山脈の存在を感じることができたこと。
偶然、同じ水晶の店の前を二度も通り、
偶然、ヒマラヤ山脈で水晶を採る堀り子と出会うタイミング。
このような不思議さと縁を辿り、ご縁のある方々と出会えればよいなという思いを込めて、CRYSTALとしました。
他にもいくつか由来はありますが、これはそのうちの一つです。
皆さまとお会いできることを楽しみにしております。

事務所外観
事務所内部